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Personal Computer Room

1990年代 後半

  90年代後半に突入したことにより、自作パソコンも変化をきたすことになりました。プラグアンドプレイ

  で設置が簡単となっており、自作のハードルは低くなってきました。パソコンの性能はまだ低く今から30

  年前はみな信じていないレベルでした。パフォ-マンスも非常に不安定でしたが、性能向上に関しては日

  進月歩で体感しやすかった非常に希望に満ちた時代でした。オーバークロックやDual Celeronのような

  裏技も存在しており、メーカーが乱立して激しい競争を展開しており、自作PCのコストパフォーマンスは

  業界の中でも高い評価を受けることになっておりとても希望に満ちた楽しい時代でもありました。マルチ

  プロセッシングやRAID、Linuxが割安なパソコンでも使用することが可能になったのもこの時代で気が付

  いたら秋葉原に足を運んだ本当に楽しかった時代です。

  とにかく遅いがゆえに不便だったパソコンがとにかく不自由でも少しずつ進歩する事が感じられた本当楽

  しい時代でもありました。

  おそらくこの時代を味わった人たちは現在の進んだ技術の進歩を自分の技術の向上の糧と感じて自作に

  走っていたのだと思います。

1990年代後半 沿革

  • 1995年 - Microsoft Windows 95が発売され、インターネットが徐々に普及し始めた。これは今考えると本当衝撃的なOSの開発が実際に手に入り、充実感を覚えた時代でもあります。PCの傑作とも言えますがアメリカ人の手で開発されたものと考えるとやや寂しい気持ちもありました。その後、パソコンはヒット商品となり、日経トレンディの番付にも登場しました。今までのWindowsとは違い、間違いなく新しい時代の幕開けと痛感した次第でとにかく毎日、電気店に足を運び、情報収集に明け暮れた時代でもありました。

  • 1996年 - Microsoft Windows NT 4.0が発売されました。このOSははっきり言って技術屋さんに大変好まれたOSで信頼性もさることながら装置を動かす(制御する)OSとしては確固たる地位を築いたOSでもあります。本当質実剛健な安定したOSだったと思っています。メモリ価格が大暴落し、DVDドライブとPentium Proが登場しましたが工業用のOSとしては最高傑作の印象もあり、Windows開発スタッフの心意気を感じた時代でもありました。

  • 1997年 - メモリの大暴落が続く一方で、AMD K6とPentium IIが登場し、CD-Rドライブが普及しました。この頃、アメリカではパソコンの価格破壊が起きていました。CDドライブは個人的には日本のTeacの技術力の高さを確信した時代でさすが日本の技術者は東南アジアとはまだ遥かに水を空けていると確信している時代でもありました。団塊の世代の技術者はとにかく尊敬する次第で現在の技術者とは雲泥の差です。

  • Windows95の発売は今でもPCに携わってからの最大の衝撃と思っていますが数年後にその改良版がリリ-スされました。

  • 1998年 - Microsoft Windows 98が発売されました。ベースクロックが100MHzを超え、3D対応ビデオカードの競争が激化しました。CeleronとAMD K6-2が特に気となり、オーバークロックが一般に認知されました。

  • 尊敬するオ-バ-クロッカ-はたくさんいますがとにかくロットナンバ-やどこで生産されたマニアックな情報をすべて頭に入れていたのがその当時のオ-バ-クロッカ-で技術力の高さは目を見張るものがありました。

  • 1999年 - Athlonがx86系CPUで最速になり、メモリ規格が乱立しました。HDDの1GB単価が1000円を割り、ベースクロック133MHzとRIMMは高価すぎて不評の一方で、Dual CeleronとLinuxが人気に3なりました。

  • やはり一社が技術力を貯めて競争力がなくなったらやはり、技術の進歩はありえないと考えた次第です。

2000年代

  新世紀を迎えることになった2000年代、自作パソコン業界では加熱を増すことになりました。IntelとAMDの競争によってプロ

       セッサが『ギガヘルツ』化していき、熾烈な動作クロック競争を続けていましたが、限界まで上昇して壁に突き当る結果にな

       り、クロックアップへの時代へ移っていく時代を痛感する意味でもパソコン自作の転機と言っても過言ではないと思います。

           (何度もCPU壊した時代でもあります。)

       CPUも500MHZ10万円という時代でしたがクロックアップは技術さえ身につければ、ショボイCPUでさえ怪物に変身することがで

       きる時代でもありました。具体的には弊害として、発熱量が増大してしまい、冷却のための騒音が非常に問題になってしまうこ

       とになりました。自作ユーザーの興味は静穏化・低発熱・小型化という三大原則がユーザーに好まれるようになりましたが、やが

       てパソコン業界だけでなく、様々な媒体にこうした考え方が広まることになる結果でしたが個人的には相反する結果でもありま

       した。1990年代末ごろから徐々に人気を集め始めた動画キャプチャなどのデジタル家電的な用途でも伸張が続いていき、記録方

       DVDドライブが普及することになりましたが、とにかくこの時代は台湾メ-カ-BenQやLITEONが元気になる兆候を感じた時代で

       もありましたがまだまだ日本メ-カ-の方が技術面ではリ-ドしていた時代でもありました。(今では信じられませんが・・)

  更に後半になると、冷却や静穏化の問題はモバイルCPUの技術で消費電力発熱量を抑制することを重点に置き、ハイエンドな

  ノートパソコン以外は問題だった点を解決する方向に転換することとなりました。CPUマルチコア化や64bit化が徐々に進んでい

  くことになり、HDDより高速になるSSDが開発される一方で、HDDは大容量を記録することの出来る記録媒体に進化することに

  なるきっかけでもありました。HDDは日本メ-カ-を中心に台湾メ-カ-がこの分野目まぐるしく発展する時代でもありました

  が台湾メーカ-の技術者の中心になっていたのは日本の技術者を定年退職した実に皮肉とも言えることでもありました。

2000年代 沿革

  • 2000年 - Microsoft Windows 2000とMicrosoft Windows Millennium Editionが発売されました。CPUの動作クロックが1GHzに到達し、メモリ価格が乱高下し、(本当高かったですね・・・)Athlon ThunderbirdとDDR SDRAMが登場しました)。

  • 2001年 - Microsoft Windows XPが発売されましたが、アメリカや日本ではインターネット・バブルが崩壊ました。(理由は解りませんが政治的な臭いもちやほや・・・。メモリ価格が乱高下し、IntelとAMDの激烈な競争でCPUの動作クロックが2GHzまで上昇してきており、AMDがパフォーマンスレートを採用しました。(当時としては画期的でもありました。)DVD-RW/+RWが登場し、ビデオカードはNVIDIA GeForceとATI RADEONの2強時代になった。これから2社の戦いが始まった初期な時代でもあります。

  • 2002年 - CPUの動作クロックがなんと3GHzまで上昇しました。DVD-R/RWドライブがさらに技術進歩とともに普及し、シリアルATAが登場しHDDが250GBとなりましたが、メモリ価格は乱高下を続けた。(なぜなのでしょうか?)日本が大きな影響を及ぼしていたのは事実です。

  • 2003年 - 記録型DVDドライブの高速化・低価格化が進み、Athlon 64が登場しました。静音パソコンに注目が集まり、HDDは1GBあたりの単価が70円を割り、ビデオカード競争はRADEONが一歩リードしました。CPUの動作クロックの上昇が限界に達しました。10年前では想像も得なかった事実ではあります。

  • 2004年 - 記録型DVDドライブの高速化・低価格化が進み、Athlon 64が普及しました。Pentium Mも当時は人気で、Intelがモデルナンバーを採用したが、PCの発熱と冷却が大きな問題になったのは事実です。

  • 2005年 - Microsoft Windows XP 64ビットが発売されました。Athlon 64 X2が当時、人気で、デュアルコアCPUが登場し、低消費電力CPUやi-RAMに注目が集まった時代の幕開けでもあります。

  • 2006年 - Core 2 Duoが人気で、クアッドコアが登場しましたが主流は低消費電力CPUだったように思います。(微かな記憶ですが)ワンセグチューナーが人気となり、垂直磁気記録方式のHDDが登場しました。

  • 2007年 - Microsoft Windows Vistaが発売されました。しかし自分としてはとても使いずらいOSとの認識をし、XPに戻した経緯があります。UPdateに3日間掛かるOSでは先は見えていたものと考えます。メモリ価格は大暴落し、デュアルコアCPUが値下がりしクアッドコアCPUも普及し、1TBのHDDやSSDやハイブリッドHDDが登場るきっかけとなりました。

  • 2008年 - 1TB HDDやDDR2 SDRAMやSSDの価格が暴落し、第二世代のCore 2 DuoやIntel Core i7が登場しました。

  • 2009年 - Microsoft Windows 7が発売された。SSDが普及しLGA 1156やUSB3.0が登場しました。Seagate製HDDに不具合が見つかる一方で、ATIのHD5000シリーズが人気を博したのは事実です。

1980年代

1980年代初めごろには、IBM PCは使用を広く公開したため、コンパックなどに代表される互換機メーカーが多数設立されたことも含めて、サードパーティーからの互換機向けのパーツなども発売され始めるきっかけとなりました。ハードの使用が公開されたこととパーツ価格の下落も相まって、IBM PC互換機における自作はマイコンキットの時代と比べてはるかに可能になったことで、徐々にパソコンという存在が広がり始めることとなりました。1980年代後半にはPC/AT互換機は世界でのデファクトスタンダードとなり、部品を安価に調達することが出来るようになりました。『自分好みのパソコンを作る』という、ある意味、楽しみを見つけたわけですが足利にあるパソコンショップが私の師匠とも言えますが色々な知識や情報をここから集めることとなりました。そこには自作パソコンを趣味とする人が集まり、情報交換しながら切磋琢磨した時期でもありました。

1990年代前半 沿革

  • 1990年 - DOS/V発表。PC/AT互換機で日本語の表示が一応は可能になりました。

  • 1991年 - Windows 3.1が発売されました。

  • 1992年 - コンパックが日本に上陸。「コンパックショック」が起き、パソコン価格が劇的に低下した。PC-9821シリーズも発売

  •     されました。

  • 1993年 - Windows 3.1や最初のPentium、FMVが発売されました。

  • 1994年 - Microsoft Windows NTが発売されました。

ようこそPersonal Computerの部屋へ

思い起こせば、30年前のパソコンというと今のパソコンとは想像しえないほど遅く、何をするにも大変でしたがMSDOSの登場で最初に出会ったのはCADでした。それまでの図面を描く方法はT型条規からドラフタ-に進化し、機械図面を描くのにCADを見たときは感動さえ覚え、仕事に使うことになるのですが興味もあったせいかあっという間に覚えることができました。これはなんとしてでも身に着けようという意気込みがそうさせてくれたのではないでしょうか。この時のハ-ドウェア-といえば5inchのフロッピ-ディスクで出力はペンプロッタ-でした。

ではここから自作パソコンのこれまでの歴史について思い出してみます。黎明となる時代は1970年代にまで遡ることになります。1970年代中ごろには、各メーカーから技術者やホビー向けのワンボードマイコンが発売されていたことを記憶しています。このワンボードマイコンに当時市場に流通していた中古のテレタイプ端末などのパーツを組み合わせることで、後のパソコンに相当する機能を持たせることが可能であるということが、マイコン雑誌で取り上げられ、マニアの間ではマイコンブームが起きました。ワンボードマイコンの時代は、後のパソコン相当の機能を持たせるためには自作するしか当時は手段が存在しなかったこともあって、当時の自作パソコンは非常に高度な知識を要求され、情報も少ないこともあり挫折していく一途だったことを思い出します。完全にマニア向けの商品ではありましたが、1977年よりマイコンキットではなくオールインワンタイプのパソコンが発売され始めたこともあり、自作に寄らなくても個人が入出力装置を備えたパソコンを所有できる時代となり、最初に購入したのは今でもパソコンのSTARTであったIBMパソコンでした。価格は今では信じられないほど高かったですがアルバイトでお金を稼ぎ、投資することになりました。確か3か月分のアルバイト代を手に親父にお願いして助けてもらったことを覚えています。

1990年代前半 沿革

  • 1990年 - DOS/Vパソコンがリリ-スされました。PC/AT互換機で日本語の表示が一応は可能になりました。

  • 1991年 - Windows 3.0が発表され、Windowsの原形ができ、パソコンの進化が始まる第一歩でした。(私のPC目覚め時期)

  • 1992年 - コンパックが日本に上陸しました。当時「コンパックショック」が起き、パソコン価格が劇的に安くなってきました。

  •      PC-9821シリーズも発売され、日本のPC文化の始まりではなかったでしょうか?

  •      一太郎をインスト-ルするのに確か9枚のフロッピ-で苦労しながらインスト-ルした記憶がよみがえります。

  • 1993年 - Windows 3.1や最初のPentium、FMVが発売されました。

  • 1994年 - Microsoft Windows NTが発売されました。

パソコンを構成する基本パーツ

PCケースはATX型とMicroATX型に大別されます。

このどちらにするかによって、電源とマザーボードが決まってきます。大きさによっていろいろなケースがありますが、基本はミドルタワーとミニタワーです。まずパソコンをおくスペースの問題があります。大きすぎるのはそもそもおけないとか、省スペースにしたいとか。選ぶ際にデザイン性や機能を選ぶのも重要ではと考えます。それと拡張性の問題です。小さいケースではあとからボード類を増やそうとしても物理的にできないこともあるので注意が必要です。

PCケースをミドルタワーにした場合、マザーボードはATXとMicroATXのどちらでも使用することができます。ミニタワーのケースを選択した場合、マザーボードは、MicroATXしか使用することはできません。電源は、ATXでも使用できることがほとんどです。

またPCケースには初めから電源が付いているものと付いていないものがあります。電源が付いていないケースは、別途電源を用意する必要があります。電源は特に重要な部品ですからメジャ-なメ-カ-製を選択するのがトラブル回避等には必要不可欠です。

PCケースは、内部の空間の広さや拡張性もあるミドルタワーのほうが人気があります。またミニタワーよりミドルタワーのほうが、ケースの種類が多く価格が安いということがあげられます

PCケース

電源

電源ユニットといいいます。選択したPCケースに電源が付属しているかどうかで、電源を別途用意するかしないかになります。

電源の付いていないケースの場合、電源を用意します。

電源はほとんどATX電源といわれるものが使われます。それぞれ電源によって電源ケーブルの種類や数が異なります。

マザ-ボ-ド

マザーボードは、ATXかMicroATXに大別されます。

ケースがミドルタワーならどちらのマザーボードでも選択できます。ケースがミニタワーなら、MicroATXのマザーボードを選びます。そしてATXかMicroATXか決まったら、次はIntel用のマザーボードかAMD用のマザーボードの選択になります。要するに搭載するCPUがIntel社製かAMD社製かによって、マザーボードも異なるわけです。

Intel製のCPUを搭載するなら、Intel用のマザーボードを。AMD社製にするならAMD用のマザーボードを使用することになります。

またIntel用のマザーボードといっても、すべてのIntelのCPUが適合するわけではありません。ある程度、型式が決まっています。CPUソケットと呼ばれるものです。マザーボード選びはCPU選びと平行して行ういうことが大切です。

マザーボードは、ASUSやギガバイト、MSIなどが有名です。またIntel製チップセット(Intel製 CPU対応)のマザーボードが人気があります。

CPU

CPUはマザーボードに対応したものを選びます。

Intel製のCPUを搭載するならIntel用のマザーボードを。AMD社製にするならAMD用のマザーボードを選びます。

CPUもマザーボードと同じく Intel製のものが人気が人気があります。CPUは マザーボードとCPUソケットが一致するものを選びます。マザーボードがLGA1150ならCPUもLGA1150のものにします。自作パソコンにおいては CPUのラインナップが多く 性能や価格差があるため、まずはどのCPUにするか選び 次にマザーボードを選ぶという方法が一般的です。

Core iシリーズも第一世代から第六世代まであります。

  • 初代・・・Nehalem ネハレム

  • 第二世代・・・Sandy-bridge サンディーブリッジ

  • 第三世代・・・Ivy-bridge アイビーブリッジ

  • 第四世代・・・Haswell ハズウェル

  • 第五世代・・・Broadwell ブロードウェル

  • 第六世代・・・Skylake スカイレイク(2015年)

主なCPUソケットは第一世代 Nehalemは LGA1156、第二世代 Sandy-bridge サンディーブリッジ、第三世代 Ivy-bridge アイビーブリッジはLGA1155です。

2013年に第四世代 Haswell ハズウェルが登場しました。LGA1150です。

そして2015年に 第五世代 BroadwellとSkaylakeが登場しました。LGA1150とLGA1151です。

新しい世代のCPUが出ると前世代、前前世代のCPUは徐々に生産が終わり発売されなくなります。

現在は Haswell・BroadwellのLGA1150、SkylalkeのLGA1151のCPUが中心となります。

Core iシリーズは世代が多くて分かりにくいというのはあるかもしれません。

分かりやすい覚え方がひとつあります。

それはモデルナンバーを見ることです。

例えば Core i7、i5、i3は

  • 初代・・・Core i7 950、Core i5 670など3桁

  • 第二世代・・・Core i7 2600、Core i3 2100など2000番台

  • 第三世代・・・Core i7 3770、Core i3 3220など3000番台

  • 第四世代・・・Core i7 4770、Core i5 4670など4000番台

  • 第五世代・・・Core i7 5775C、Core i5 5775Cなど5000番台

  • 第六世代・・・Core i7 6700K、Core i3 6320など6000番台

下位版のPentimu、Celeronは

  • 初代・・・Pentium G6950のみ

  • 第二世代・・・Pentium G650、Celeron G540など3桁

  • 第三世代・・・Pentium G2120 、Celeron G1610など4桁

  • 第四世代・・・Pentium G3220、Celeron G1810など4桁

  • 第五世代・・・なし

  • 第六世代・・・Pentium G4400、G4520など4桁

Core iシリーズは特に分かりやすくなっていますが、PentiumとCeleronも世代ごとに分かるようにはなっています。

性能

CPUは、同じ世代・シリーズのものでも性能差があります。

性能に差があればあるほど、価格もそれだけ違ってきます。

CPUの性能を見る上では、コア数、スレッド数、キャッシュ、動作周波数などが重要になります。

コア数
Core i3、Core i5、Core i7そして下位版のCerelon、Pentium。

何が違うのかといいます、やはりCPUの核であるコアの数が違います。

コアが多いとやはりそれだけ同時に処理できる能力があるのです。

Core i7は4コア、Core i5は4コア、Core i3は2コア。下位版のPentiumは2コア、Celeronは1コア~2コアです。

これは第一世代~第四世代のCore iシリーズではほぼ同じなので覚えやすいと思います。(若干の例外はあります)

スレッド数
スレッドもまたコアと似たようなもので、1つのコアでさらに2つの処理を行うことができると2スレッドとなります。ハイパースレッディングテクノロジーといいます。

Core i7は4コア8スレッド(HT対応)、Core i5は4コア4スレッド(HTなし)、Core i3は2コア4スレッド(HT対応)、Pentium・Cerelonは(HTなし)。

これも第一世代~第四世代のCore iシリーズではほぼ同じです。(若干の例外はあります)

Core i7がやはり抜きん出ているのがよくわかると思います。

 

Core i5はHTには対応していませんが、やはり物理的な4コアなので 2コア4スレッドのCore i3より性能は上になるのです。

同じ世代・シリーズのものでも、キャッシュや動作周波数が大きいほど性能は高くなります。

ただ同じ世代・シリーズで性能を見るなら 基本的にモデルナンバーが上位、数字が大きいほうが性能は上なので分かりやすくなっています。

Intel Turbo Boost Technology
Core iシリーズから実装された インテル・ターボ・ブースト・テクノロジー。

状況に応じて CPUのクロック周波数を引き上げて処理速度を向上させる技術。手動で行うオーバークロックに似ていますが、自動なので安全に行われます。Core i5、Core i7で使われており、Core i3、Pentium、Cerelonにはありません。例えば i7 3770なら定格 3.4GHz ターボブースト時は3.9GHzまで上昇します。

ブラウザやアプリケーションの起動など 使われる場面は非常に多く Core i5、i7が体感的に速く感じられる理由のひとつです。

キャッシュ
CPU内の一時的な記憶領域(メモリー)。1次キャッシュ(L1)、2次キャッシュ(L2)、3次キャッシュ(L3)とがあります。

Core iシリーズ以前は 1次キャッシュ、2次キャッシュまででしたが Core iシリーズから3次キャッシュも追加されました。

キャッシュは CPUに内蔵されている高速な記憶域で、頻繁に使用するデータをおいておき メモリーへのアクセスを減らすことで処理を高速にします。

速度はL1キャッシュが最も速いのですが容量は少なくなります。L1キャッシュになければ、L2キャッシュ、L2キャッシュになければL3キャッシュとなります。

Core iシリーズのL3キャッシュは、 全コアで共有し 各コアの必要量に応じて 割り当てを変化させています。

この仕組みを インテル・スマート・キャッシュともいいます。

L3キャッシュの容量もやはり Core i7>Core i5>Core i3>Pentium>Celeronになります。

動作周波数
クロック周波数ともいいます。CPUはクロックという周期的な信号で動作します。

例えば 3GHzのCPUなら、一秒間に約30億回のクロック

クロック周波数が高いとそれだけクロック数が多く 処理できる量や回数が増えます。

同じ世代・シリーズのCPUで比較すると数値が高いほど高性能になります。単位は(ギガヘルツ)。

このクロック周波数を ユーザー側で手動で上げ 処理能力を高めることをオーバークロックといいます。

FSB
CPUがマザーボード上のノースブリッジとやりとりするデータ転送速度、またはそのデータの伝送路(バス)をいいます。

単純にFSBが高いCPUの方が転送速度が速いので性能は高いと考えることができます。

FSBの概念は 主にLGA775世代のCPUで重視されていました。CPUによってFSBが異なることが多かったためです。

例えば Core 2 Duo E8500は FSBが1333MHzなので マザーボードも1333Mhzに対応している必要があり、FSB 1066MHzまでのマザーボードには取り付けができません。

なので CPUソケットは同じでも マザーボードによって対応・非対応が多かったといえます。

一方 Core iシリーズになってからは FSBは「QPI」や「DMI」というものに変わりFSBという概念そのものがなくなりました。

LGA1155のCPUであれば ほとんどのLGA1155のマザーボードで使えるというように LGA775の時に比べると組み合わせがしやすくなっています。

プロセスルール
32nm、22nm、14nmなど、CPUの仕様に必ず出てくるのがプロセスルールです。

単位はナノメートル。半導体回路の線幅を示しています。

単位が小さいということは、それだけ細分化・緻密化されており機能や性能が上がっていることになります。

Core 2 Duo、Core 2 Quadの世代は45nmでしたが、Core iシリーズでは、

  • 初代・・・・・32nm

  • 第二世代・・・32nm

  • 第三世代・・・22nm

  • 第四世代・・・22nm

  • 第五世代・・・14nm

  • 第六世代・・・14nm

CPUの大きさはほとんど変わらないのに プロセスルールは年々小さくなっています。

第二世代 Sandy Brigeと第三世代 Ivy Bridgeは 同じLGA1155ですが、変更点・改良点は多く、人によっては Ivy-Bridgeのほうが全体的な使用感がいいと感じることがあります。

MEMORY

メモリーには、デスクトップパソコン用とノートパソコン用のサイズがあります。

自作パソコンやデスクトップパソコンで使用されるのは、デスクトップ用のメモリーです。

またメモリーの接続規格として、DDR、DDR2、DDR3などがありますが、現在の主流は、DDR3です。最近のマザーボードであれば ほとんどがDDR3の対応になります。

どのメモリーが使用できるかは、マザーボードによって決まります。マザーボードの対応メモリーであれば問題ありません。

自作パソコンでもメーカー製パソコン(デスクトップ)でも標準で使用されるデスクトップ用のメモリー。

 

現在主流のDDR3のメモリー。最近のほとんどのマザーボードで使用されます。切り欠けが左寄りにあるのが特徴です。

 

一つ前の世代のDDR2のメモリー。少し前のマザーボードやXP,Vistaのパソコンではよく使われています。現在もまだ現役です。切り欠けが右寄りにあるのが特徴。

最近のマザーボードで主に使用されるメモリーはDDR4、DD3で、今使用している自作パソコンの増設などでよく使うのがDDR3、DDR2です。

DDR2とDDR3は転送速度の違いで、さらに細かく分類されます。

DDR2

  • DDR2-533(PC2-4200)

  • DDR2-667(PC2-5300)

  • DDR2-800(PC2-6400)

DDR3

  • DDR3-1066(PC3-8500)

  • DDR3-1333(PC3-10600)

  • DDR3-1600(PC3-12800)

DDR4

  • DDR4-2133(PC4-17000)

  • DDR4-2400(PC4-19200)

  • DDR4-2666(PC4-21300)

少し分かりにくいですが予備知識として把握しておくといいかと思います。

メモリーとしてのデータ転送速度は、新しいメモリーの規格ほど速くなります。

DDR3に対応しているのか、DDR4に対応しているのかは マザーボードというより マザーボード上のチップセットで決まります。

チップセットによっては DDR2とDDR3、DDR3とDDR4など両方に対応していることがあります。

ハードディスクには、3.5インチ、2.5インチ、1.8インチのサイズがあります。

自作パソコンやデスクトップパソコンで使用されるのは、3.5インチのハードディスクです。。

またハードディスクの接続規格として、IDE(PATA)とSATAがありますが、現在の主流はSATAになります。

なので自作パソコンでは、3.5インチのSATAを使用するのが一般的です。

3.5インチ SATAのハードディスク。自作パソコンでもメーカー製パソコン(デスクトップ)でも標準で使用されています。

SATAには、さらに転送速度によって種類があります。

現在の主流は、SATAⅡ(300Mbyte/s)とSATAⅢ(600Mbyte/s)です。パソコンショップなどで市販されているハードディスクはほとんどがSATAⅢです。

SATAⅢのハードディスクをSATAⅡのマザーボードに接続しても動作します。しかし速度の上限はSATAⅡです。マザーボード側が、SATAⅢに対応しているとSATAⅢの上限速度がでます。

SATAⅢのマザーボードとの組み合わせで、転送速度がやや向上すると考えていいでしょう。SATAⅢのマザーボードは現在主流になりつつあります。

AFT (アドバンスド フォーマット テクノロジー)は、ハードディスクに採用されている技術です。AFTのハードディスクとは、ハードディスクのセクタサイズが従来の512KBから4Kになっているものです。

最近のハードディスクは、AFTのものがほとんどになりつつあります。Windows 7でパソコンを自作する場合は、AFTでも非AFTでもどちらのハードディスクでも問題はありません。

なのでAFTについては考える必要は、特にありません。

Windows XPでパソコンを自作する場合は、最近のAFTのハードディスクでは転送速度が落ちることが分かっているので、AFTではないハードディスクが推奨されています。

ハードディスクには、どのくらいデータを保存できるか容量があります。

3.5インチ SATAのハードディスクの主な容量は、250GB、320GB、500GB、1TB、2TB、3TBなどになります。

どのぐらいの容量のハードディスクを選択するかは使い方にもよりますが、Windowsのインストールなどで占める容量は、20GB~30GBなので、パソコンとして使用するなら250GBでも十分足ります。

後々どのくらいデータを保存していくかによって選択しますが、自作パソコンでは基本的にハードディスクを複数搭載できるので、ハードディスクを後から増やしてデータの保存領域を確保することができます。

なのではじめから1TBや2TBなど大容量にする必要性というのは特にありません。

システムドライブとしては 500GB、1TBで十分と考えていいでしょう。

ただし最近ではSSDの登場により システムドライブには高速なSSDを使うことが増えてきていますので、ハードディスクはデータドライブ・セカンドドライブとしての使われることが多くなっています。

ハードディスクのメーカーは世界的にも数社に限られています。

Western Digital(ウエスタン デジタル)、Seagate(シーゲイト)、HGST(日立グローバル ストレージ テクノロジー)、TOSHIBAなどです。

Western Digital、Seagate、HGSTのハードディスクがシェアが高く人気もあります。

HDD

SSD

SSDとHDDの最大の違いは、動作・可動部分があるかないかです。

SSDには、ハードディスクのようにプラッタ・モーターといった動作・可動部分がありません。

このことがSSDの大きな特徴・メリットにつながってきます。

HDDは 内部のプロッタといわれる磁気ディスクが高速に回転しています。

ハードディスクのようにプラッタ・モーターといった部品がないため、SSDはHDDより軽くなっています。部品が少ないため衝撃にも強く、ハードディスクに比べると落下や衝撃で壊れるという可能性が低くなります。

持ち運びの多いノートパソコンでは落下や衝撃による故障率も下がり、そのことを心配して使用することも軽減されます。

またSSDは動作中でも無音になります。

SSDは、動作・可動部分がないので低消費電力になります。

ハードディスクの消費する電力に比較すると1/5~1/8ほどに抑えられるともいわれています。ノートパソコンでは目に見えてバッテリーの持ちが良くなることもあります。

また発熱はほぼゼロもしくは非常に少なく、ハードディスクのように熱を発するということはありません。

SSDは、フラッシュメモリを使用したデータの読み書きを行うため、ハードディスクと比べると高速に読み書きが行われます。

このためWindowsやアプリケーションの起動、データの読み書きなどが高速となりパソコンのパフォーマンスが良くなります。

SSDはハードディスクとは読み書きの方法が全く異なるため、従来のようなデフラグは不要です。

デフラグはデータの移動を行うため、その際に生じるデータ書き込み作業が逆にSSDにとって無駄な作業となり書き込み寿命を短くするだけになります。

Windows 7以降のOSでは SSDを認識すると自動でデフラグ機能を無効化します。

SSDでは、長期間 読み書きを行うと書き込み速度が低下する特性があるのですが、この場合はデフラグを行うのではなく Trimコマンドを実行することが推奨されています。

Trimコマンドは、SSD付属のメンテナンスツールなどで簡単に実行できるようになっていますが、手動で定期的に行う必要があるのは XP、Vistaです。

Windows7以降のOSでは Trimコマンドが有効になっているため 基本的に特別な設定やメンテナンスは必要ありません。

ハードディスクと同じくSATAⅡとSATAⅢがあります。

SSDもSATAⅡ(300Mbyte/s)とSATAⅢ(600Mbyte/s)対応のものとがありますが、SATAⅢのSSDをSATAⅡのマザーボードに接続しても動作します。しかし速度の上限はSATAⅡです。

マザーボード側が、SATAⅢに対応しているとSATAⅢの上限速度がでます。

SATAⅢのマザーボードとの組み合わせで、転送速度が向上すると考えていいでしょう。

 

SATAⅡのマザーボードでも互換性はあるのであまり気にする必要はありません。

 

SSDもマザーボードもSATAⅢのものが主流になりつつあります。

SATAⅢに対応しているかどうかは、マザーボードのチップセットで知ることができます。またUSB3.0(青色)が付いているマザーボード・パソコンは基本的にSATAⅢに対応していると考えることができます。

SSDには MLCタイプとSLCタイプ、TLCタイプがあります。

SSDを構成しているのは 記憶素子、セルと呼ばれるものです。

この1つのセルに対して、何ビットの情報を記録できるかの違いがあります。

  • SLC・・Single Level Cell、1ビットの情報

  • MLC・・Multi Level Cell、2ビットの情報

  • TLC・・Triple Level Cell、3ビットの情報

SLCは、1つのセルで記録できる情報は少ないのですが、それだけ長く使え耐久性に優れるという傾向があり、主に企業向け・サーバー向けに使われています。

MLCは 単純にSLCの2倍の書き込みができますので、容量が大きくなります。

基本的に メインストリームとして使用されるのは コストパフォーマンスが高いMLCタイプやTLCタイプです。

TLCは MLCよりもさらに記録できますので MLCより容量がさらに大きくなります。

SSDの主な容量は、80GB、120GB、128GB、180GB、240GB、256GB、480GBなどになります。他に1TBなどの大容量もあります。

よく使われる容量は 120GB~480GBです。

ハードディスクほどは大容量化は進んでいませんが、システムドライブとしては十分な容量になります。

SSDは、容量の大きいものほど性能が高くなり価格も高いという傾向があります。

データ保存先として容量が少ない場合は、ハードディスクを1台追加してデータ保存領域を確保するという方法があります。

システムドライブに高速なSSD、データドライブに大容量のハードディスクを組み合わせて利用する自作パソコン・BTOパソコンも増えています。ハイブリットPCともいいます。

SSDを開発・製造しているメーカーでは、まずIntelが一番有名です。

チップセットやCPUを手がけている世界最大の半導体メーカーです。

他には TOSHIBA、Sandisk、Transcend、Crucial(Micron Technology)などがあります。

DRIVE

自作パソコンでは、光学ドライブも欠かせないですね。

光学ドライブは自作パソコンだけでなく、ほとんどすべてのパソコンに付いています。

自作パソコンで使用する光学ドライブは、5インチ SATAが主流です。

他にも、古い規格のIDE(ATAPI)やノートパソコンなどで使用するスリムドライブなどがありますが、自作パソコンで使用するケースはあまりないでしょう。

ハードディスクと同じSATA接続ですが、ハードディスクのようにSATAⅡやSATAⅢという区分けは特にありません。

最近のDVDドライブ、ブルーレイドライブはすべてSATA接続です。

光学ドライブには、大きく分けてDVDドライブとブルーレイドライブとがあります。

DVDドライブというのは、DVDの読み込み・書き込み(コピーやライティグ)などができるドライブのことです。

以前は、CDドライブやDVDコンボドライブとか、ドライブごとに読み書きできるメディアが異なるものがありましたが、今の光学ドライブは、CDとDVDの読み書きまで出来るものばかりです。DVDマルチドライブともいいます。

ただDVDのメディアにもDVD-R、DVD+R、DVD-RAMなどがあります。一般的なDVD-Rはほぼすべてのドライブで読み書きできますが、DVD+RやDVD-RAMなどは対応していないということはあります。

ブルーレイドライブは、DVDドライブの機能にブルーレイディスクの読み書きができる機能を追加したドライブです。

ブルーレイの再生までできるドライブを、BD-ROMドライブともいいます。

DVDドライブと同じで、ブルーレイディスクにも種類がありますので BD-Rには対応しているが BD-R LTHには対応していないということもあります。

ただし新しいブルーレイドライブほど多くのブルーレイディスクに対応しているといえます。

ブルーレイディスクは、DVDよりも容量が大きいためバッツアップ用や録画用などによく使用されます。もちろんブルーレイディスクの再生もできます。

DVDよりも新しいメディアということもあり ブルーレイディスクの再生や書き込みではパソコンのスペックが最低限必要です。

少し古めの自作パソコンでは、ブルーレイドライブを取り付けても再生や記録ができないということもあります。目安としては、CPUがCore 2 Duo以上、メモリーが2GB以上、グラフィックボード 8400GS以上です。

またブルーレイディスクのコンテンツをデジタル接続して見る場合は、HDCPに対応した機器を使わないと再生ができません。アナログ接続した場合は、画質がアナログになりますが再生は可能です。

最近の液晶モニターやグフィックボードはほぼすべてHDCP対応ですが、古いモニターやグラフィックボードでは非対応ということもあります。

光学ドライブのメーカーは下記のようなところが有名です。主に光学ドライブを専門とするメーカーが生産・販売しています。

バッファローやIOデータなど周辺機器メーカーが、リテール品として販売しているものは、メーカーの光学ドライブが入っていることがほとんどです。

 

  • Pioneer パイオニア

  • Lite-On ライトオン

  • ソニーオプティアーク

  • LG エレクトロニクス

Graphic Boad

グラフィックボードは現在 PCI-EXPRESS(ピーシーアイエクスプレス)という接続規格です。

なのでマザーボードにも、PCI-EXPRESSのスロットは必ずといっていいほど付いています。

以前は AGPという接続規格もありましたが、AGPは旧規格になります。旧規格のマザーボードもまだ使用されていることから、AGP規格のグラフィックボードは少数ではありますが市販されています。

PCI-EXPRESSには、PCI-E 2.0やPCI-E 3.0という世代があります。

分かりやすく言うと、USB2.0とUSB3.0、SATA2.0とSATA3.0などと同じで、PCI-E 2.0の次に出てきたのが PCI-E 3.0です。ともにマザーボードのPCI-E x16 スロットに接続します。

転送速度が PCI-E 3.0対応のグラフィックボードの方が早いと考えます。

PCI-E 3.0のグラフィックボードは、PCI-E 3.0に対応したマザーボードに接続した時に初めて PCI-E 3.0の性能が発揮されます。

基本的に互換性があるため、PCI-E 2.0のグラフィックボードを PCI-E 3.0のマザーボードに取り付けたり、PCI-E 3.0のグラフィックボードをPCI-E 2.0に取り付けても動作します。ただし上限速度はともに下位互換のため PCI-E 2.0となります。

PCI-E 3.0対応のマザーボードは、マザーボードの仕様書などで確認できます。対応している場合は GEN3とも表記されます。

グラフィックボードの性能を決まるのが、GPU(グラフィックチップ)です。

NVIDIA社のGeforceシリーズとATI社のRadeonシリーズとがあります。

またワークステーション向け(業務向け)には NVIDIA社のQuadroシリーズとATI社のFireproシリーズもあります。

同じ製品でも搭載されているグラフィックメモリーが512MBや1GBなど異なるときもあります。

グラフィックボードは、GPU部分はNVIDIA社とATI社が製造・販売しています。

グラフィックボードの各メーカーは、GPUの提供を受けてグラフィックボードを製造販売しています。

有名なところでは、マザーボードも手がけている ASUSTEK(アスーステック)、GIGABYTE (ギガバイト)、MSIがあります。

他にSAPPHIRE (サファイア)、 GALAXY (ギャラクシー)、ELSA (エルザ)、LEADTEK (リードテック)、玄人志向(くろうとしこう)などがあります。

同じGPUでも、ファンやヒートシンクなどのデザインや構造、グラフィックメモリー搭載量などが異なりそれぞれオリジナルティーがあります。

Sound card

サウンドカードをより高音質化し、ASIOや様々な音楽制作用ソフトウェアにネイティブ対応することでオーディオ入出力の機能性や品質向上を図りDTM用途を志向したものはオーディオカードと呼ばれることもあります。オーディオカードは一般的なRCA端子の他にMIDI端子、フォーンプラグXLRタイプコネクター通称「キャノン」)、BNC端子などといった実際の音楽制作でよく使われます。端子が豊富に用意されている点や音楽制作用の比較的高価なソフトウェアがバンドルされている点などにおいて差別化されています。このほか、オーディオカードにはゲーム用途とは異なる音楽制作のための豊富なエフェクトやミキシング機能が備わっておりサウンドカードに比べ高い音質と機能を有しているのが一般的です。さらに近年ではオーディオカードを含むコンピュータ環境の急速な発展を背景に、高額な業務用音響機器を用いる音楽制作環境が比較的低価格なオーディオカード(インターフェース)を中心とした制作環境へと音楽の用途を問わず移行しており需要が増加しています。

懐かしいDOS/Vパソコンと一世風靡したNEC PC9801

自作マシン
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